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病気について

監修:永井 正先生(自治医科大学 血液学)

Q10
CMLには、「ステージⅠ」「Ⅰ期」のような分類はないのですか?
A

CMLには「ステージⅠ」「Ⅰ期」のようなステージ分類はありません。一方、病気の進行度によって、慢性期、移行期、急性期(急性転化期)の3期に分けられます。

慢性期は、白血病細胞が骨髄の中でゆっくりと増えていく期間です。慢性期の白血病細胞は、がん化していても正常細胞と同程度の機能を持っているため、ほとんど症状がなく安定した状態です。しかし、治療をしなければ移行期・急性期に進行します。
移行期では、骨髄の中で未熟な白血病細胞である「芽球」が増えてきます。白血病細胞の染色体・遺伝子にさらなる異常が発生することで白血病細胞がますます悪性化していきます。その結果、増殖する能力がより高く、薬が効きにくくなるため、病気の進行は加速し、貧血・微熱が現れ、脾臓の腫れが進みます。
急性期では、骨髄の中が悪性化した芽球でいっぱいになり血液中にも出てきます。一方で正常細胞と同様の機能を持った血液細胞は減ってしまい、貧血・出血傾向が強く、高熱などが出現し急速に病気が進行します。

詳しくは、「よくわかる!CML」をご覧ください。